八幡 祐咲の創作ブログ、遂に始動!
ここでは主に『物語』をテーマに、小説書きに関する話や読了・視聴した作品の感想などを書き留める場としてやってゆこうと思っております。

子供の頃から本を読むことは好きでしたが、自分で書き始めたのはいつの頃だったか……前に何処かで明かしていたような気もしますが、確か小学生の頃に「おはなしをつくってみよう」的な授業が国語であり、そこで配られた一枚の地図を基にストーリーを作ったのが最初だったと思う。
その地図は本当、典型的な“宝島”という感じで。中央辺りにバツ印と「ここに宝が隠されている」と注記がある他は、山や森など彼方此方に幾つものポイントがあって……海から上陸し、そこへ至るまでどんな冒険になるかは生徒たちが考えなくてはならない。
その地図も、自分で書いた原稿用紙もいまは手元に残っていないのでどんな風に仕上げたのかは記憶にうっすらの残る程度ですが。その時の体験が、当時は勿論いまでも「面白い!」「楽しかった!」と思えたものであったのは事実(実際、こうして当時を思い出して記事を書いていても未だワクワクする感じがあるくらいですし!)。そういう意味では、この時の体験が自分の物語書きのルーツといっても過言ではないかもしれませんねー。
そして、その翌年には3人くらいでグループを組みリレー方式で話をつくる授業もあった。この時、自分はグループのラスト……要は“オチ”担当で、できた話は教室内で読んで発表していたのを憶えている。
こちらの方は、書いた内容を結構ハッキリ思い出せる。何故かといえば、その当時読んでいたある物語からキャラとかのみグループで書いている設定に変更しただけだったから! 要は、絵でいうトレスしちゃったということですなー。
前2人の話がどんなだったかは、もう忘れてしまいましたが……自分のところで突然「死ねぇ!」といった激しい台詞や「彼は、いつまでも帰らぬ者を待ち続けた」という冷静な終わりの一文とか、妙にハードかつシリアスな展開に仕上げちゃって。聞いた人何人かに感想を聞く時間があって、一応「感動した」「びっくりした」みたいなコメントはもらえましたが果たして先生はどんな印象を持っていたのやら?
この時のことを思い出すと全部自分の想像(妄想?)で楽しんでいた既述の宝島の方と異なり、いまでも猛烈な恥ずかしさに襲われる。子供がつくるものなんだからぶっ飛んだ展開というか支離滅裂な雰囲気になるのは当たり前だし、ぶっちゃけ他のネタからコピペしちゃうのなんて行為も仕方がない話だと自分でも思うが……やはり自分で考えていないものを自分が考えたように発表し、それで評価をされるというのは、たとえ小学校の頃の出来事であっても『恥』だなと改めて感じた。
以後は物語書きに関して、寧ろ「何処かで見たことある雰囲気、禁止!」とゲームの縛りプレイの如く自分に制約を課している感じになっていますw。ここまで己の内に封印していた過ちをバラしたのは初めてですが、もう数十年前の時効話ということで何卒ご了承ください! m(_ _)m

書きたいエピソードは本当いろいろあり、なかなか形にできないモヤモヤは溜まる一方ではありますが……元々世の流行を追いまくるってタチではないので、例えば「異世界転生モノが人気だから、異世界転生を書こう!」的な後追いは一度もしていないですしする気もないです(自分が書きたいジャンルであるなら、流行り関係なく書きますが)。
久々の新ブログ開設となりましたが、これからも今回の裏話のような自分の深部に秘めた想いを沢山綴ってゆくので楽しんでいただけたら幸いです!